産科婦人科コラム産科婦人科コラム

      1. 1. 妊娠の邪魔になるような病気が隠れていないか検診を受ける:子宮筋腫、子宮内膜症、命にかかわる悪性の病気、不妊や流産につながる性病やホルモンの異常。
      1. 2. 今、治療中の病気がある場合は状態をよくしておくことが大切。赤ちゃんに異常をおこす可能性がある場合はあらかじめ薬の変更が必要:糖尿病、高血圧、腎臓の病気、てんかん、甲状腺の病気、血液を固まりにくくする薬。
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        2. 3. 体重を適正に保つ(BMI 20~24):体重が多すぎると妊娠しにくくなったり、妊娠中に高血圧・糖尿病になったり、早産や赤ちゃんの異常を起こすことがある。
        3. 体重が少なすぎると妊娠しにくくなったり、赤ちゃんの低体重を招いたり、将来に赤ちゃんの生活習慣病の原因になることがある。
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          2. 4. タバコ、電子タバコを吸わない:喫煙は精子や卵の遺伝子を傷つけ、妊娠しにくくなったり、流産をおこすことがある。
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            2. 5. 飲酒は少量に:過度になると赤ちゃんの低体重や異常を起こす。
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                2. 6. 妊娠前から赤ちゃんの神経の異常の防止のため葉酸を摂取する。
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                  2. 7. 赤ちゃんの異常や奇形を起こす病気の予防のため予防接種を受ける。
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                      2. 8. 家族の病気を知っておくこと:あなた自身や赤ちゃんに影響することがある。
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                        2. 9. 歯のケアをする:歯や歯肉などの異常から血栓症や流産、赤ちゃんの異常を起こすことがある。

1. 気になる症状がないまま発症する重い病気があるので早期発見につながります。

2. 性交渉がなくてもパートナーがいなくても婦人科の病気がかくれていることがあります。

3. いつか妊娠を望む方にとって、健やかな妊娠のために準備が必要になることがあります。

4.「貧血」を指摘されたことがある場合、婦人科の病気がかくれていることがあります。

 

年齢や生理の状態、過去の妊娠・出産によって病気になるリスクが変化していくので、ご自身の身体や健康をみつめ直す良い機会にすることができます。